魅力ある医療業界で何を得る? チーム医療や夜勤専従など、働き方は違えど得るものは一緒

ライフスタイル別・医療の仕事

看護師は、国家資格を要するやりがいのある一生ものの職業だが、ライフスタイルに合わせて様々な働き方を選択することが可能だ。
日本では看護師が不足していると言われており、複数の勤務形態を設けて潜在看護師の復職を呼びかけている医療機関や団体が少なくない。
様々な働き方があることを知れば、間違いなく復職しやすくなるだろう。

育児や家事との両立を目指すママさん看護師の間で人気の働き方と言えば、パートタイムでの勤務体系だ。
午前中のみや、午後4時までの勤務など、働ける時間を指定した上で勤務できる。
給料は時間給になるケースが多いが、看護師は一般的なパートタイムワーカーと比べて時給が高く、短時間でしっかり稼ぐことも可能だ。
働きたい職場の募集要項にパートタイムの枠が無くても、相談してみる価値は十分にあるだろう。

また、昼や夜などの勤務時間を気にせずに、がっちり稼ぎたいと考えている若い世代の看護師におすすめなのが、夜勤専属という働き方だ。
日本の法律では、22時から翌朝5時までの時間は夜勤手当が付く。
その上、2交代制の場合は17時頃から翌日9時頃までと勤務時間が長く、1回の勤務で2日分の給料を稼ぐことも可能だ。
日勤と夜勤の両方をこなすよりも、夜勤専属として働いた方が給料は高くなるだろう。
イベントナースやアテンダントナースとして、指定された日にちだけ勤務するという働き方もある。
これは定期的に勤務するわけではないので、毎週決められた日時で働くことが困難な人にとって、おすすめの勤務形態だと言える。