魅力ある医療業界で何を得る? チーム医療や夜勤専従など、働き方は違えど得るものは一緒

やりがいを感じられる看護師とは

看護師のやりがいは、やはり患者さんが病気から回復する手伝いができることだ。
勤務している部署によって、患者さんとの関わり方は変わってくる。
救急病棟では、救命が第1優先事項であり薬や処置により命を救えた時に感じるものだ。
救命病棟は、多くの疾患を見なければならないのである。
疾患の勉強をして、検査データや症状から疾患を推測し対応できたときにもやりがいを感じるものである。

一般病棟は、急性期と慢性期によって少し変わる。
急性期では、 病気からの回復し退院して行くときに感じるのである。
慢性期では、症状の改善(麻痺が改善する)した時だ。
手術室では、手術の成功はもちろんだが、スムーズに手術が進行出来るように医師のサポートできた時にやりがいを感じるのだ。
いずれの場合も、患者さんのために行動し、患者さんが回復して行く姿を近くで見れることがやりがいにつながるのである。

また、様々な手技を習得してスムーズに出来ることも挙げられるのだ。
特に、注射や点滴は多くの人が経験してるので人と比較されやすい手技だ。
その際に「あなた上手ね」や「痛くなかった」と声をかけられた時に感じるものである。
1番のやりがいはやはり、患者さんや患者さんの家族から「ありがとう」という言葉をかけてもらうことである。
看護師は、命を預かる大変な仕事だ。嬉しい事ばかりではないのが現状である。一所懸命、力を尽くしても力及ばないこともあるのだ。
それでも、たった1回の「ありがとう」と言葉や患者さんの笑顔を見られた時苦労が報われるのである。